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2013年10月31日 (木)

ルネサスのリストラは営業利益率10%以上にするため

10月30日、ルネサスエレクトロニクスが第二四半期の決算発表を行いました。配布資料の決算説明資料や「ルネサスを変革する」をみれば、
「なんで甲府工場などを閉鎖しなければならないのか」と感じるのは私だけではないと思います。

1、「赤字だからリストラ」は大ウソ-今年上半期の営業利益率は5%-

「 営業損益は、これまで実施した構造改革効果もあり、3四半期連続で黒字を確保」(説明資料6P)と業績の改善ぶりを強調。
純損益も8月2日の見込みでは、360億円の赤字でしたが、実績は88億円の赤字計上となっています(同13P)
http://japan.renesas.com/media/ir/event/pdf/presentation/2014_q2_presen.pdf

「ルネサスを変革する」3Pをみると2013年9月末決算では、営業利益率は5%としています。
http://japan.renesas.com/media/ir/event/pdf/presentation/2014_q2_reform.pdf

「赤字だからリストラする」などと言う口実は、ウソだということがはっきりしたのではないでしょうか。

2、営業利益率10%以上の企業にするためのリストラ
 
それでは、なんのためのリストラなのか。「ルネサスの変革」5Pをみると、
「徹底的に収益にこだわる
 2017年3月期目標 営業利益率2桁%
 目指す姿へ向けて変革プランを始動」
とあります。
 営業利益率10%以上の企業にするためのリストラなのです。そのことによって、ルネサスに働く人の生活や地域経済を壊してもかまわないということなのです。

3、道理のなさを広く知らせ、共同を広げ撤回をめざします

ルネサス エレクトロニクスは9月30日、政府が約9割出資する産業革新機構がルネサスの発行株式の69.16%を掌握したため、実質的に国有化されました。
営業損益が黒字の国有化された企業が、営業利益率を10%以上にするために地域経済を破壊する工場閉鎖を行う。これほど道理のない話はありません。
道理のなさを広く知らせ、共同を広げ、撤回をめざしたいと思います。

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