2009年9月18日 (金)

不破哲三著「激動の世界は、どこに向かうのか」を読みました。

不破哲三著「激動の世界は、どこに向かうのか」を読みました。

 日本共産党と中国共産党は、2005年から3回の理論会談を行っています。今年4月に3回目の理論会談が開かれましたが、その報告が述べられています。

 2時間半かけて一気に読みました。このブログでも紹介した「マルクスは生きている」で触れられている金融危機問題、現代の社会主義をめざす運動をどうみるかなどが、全面的に述べられていて大変興味深く読みました。

 理論会談の第1回目の報告を読んで大いに刺激され、中国に関する本はかなり読みました。公式サイトでも9冊紹介しています。 今回も経済問題など刺激され、さまざまな領域の本を読みたくなりました。

 またこの本の中で不破氏は、日本共産党と中国共産党の理論体系には科学的社会主義(マルクス主義)という原点は共通でも「二つの文明」というべき違いがある、しかし大きな接近は可能だし接近にこそ歴史の必然性がある、と述べています。

 中国共産党の質問票が3回分のっていますが、見比べると不破氏の指摘が実感されました。

2009年5月23日 (土)

甲府・朗月堂新書部門で「マルクスは生きている」が第7位

甲府・朗月堂

今日、久しぶりに朗月堂書店によったら「マルクスは生きている」(不破哲三著)が新書部門で7位の売上となっていました。さっそく買って読んでみました。

「先日おこなわれた日本共産党と中国共産党と理論会談では、こんな話もしたのでは」と思われるところもあり、興味深く読みました。

この本とともに「世界経済はこう変わる」という本を買いました。

以前、公式サイトの書評でとりあげた「すべての経済はバブルに通じる」の著者の小幡績氏と書評にはとりあげなかったけれど興味深く読んだ「強欲資本主義 ウォール街の自爆」の著者の神谷秀樹氏との対談です。

これは期待はずれでした。「すべての経済はバブルに通じる」の書評でも批判したのですが、現代資本主義の告発・批判はなるほごと思わせるものがあるけれど、資本主義社会をどう改革していくのかという見通しがない。

現代資本主義の告発・批判についても「前著で、出し尽くしたのでは」と感じました。

不破さんの本では、マルクスを「唯物論の思想家」「資本主義の病理学者」「未来社会の開拓者」の三つの側面から紹介し、その目で経済危機と環境破壊が進む世界と日本をとらえ、どう改革すべきかの展望が書かれています。

読み比べて不破さんの本の内容の深さを実感しました。

2009年1月30日 (金)

「小林多喜二ー21世紀にどう読むか」を読みました。

「エピローグーふたたび多喜二さんへ」で著者のノーマ・フィールドさんは、以下のように書いています。

「かれこれ半年ばかり、あなたが書き残したことば、それからあなたを思い起こして、いろいろな人が発したことばのなかで暮らしてきました。

 それはなんとも贅沢な時間でした。あなたを回想する文が実に面白いのです。そして心を惹きつける。小樽でも、東京でも、あなたはずいぶん愛されていたことを痛感します。憎まれていたことも充分承知ですが、憎しみは人を惹きつける文章を生み出さないような気がします。あなたは根本的に人間好きだったのでしょう」(247P)

 私も、この本で紹介されている多喜二を回想する文ー小樽高商時代の教師や友人、203Pから206Pまで紹介されている旅館の話しなどーを読んで、同じように感じました。

公式サイトにも書評を掲載しましたので、そちらもご覧下さい

2009年1月29日 (木)

「小林多喜二ー21世紀にどう読むか」が、新書週間ランキング7位に

小林多喜次が、新書週間ランキング7位に
昨年、「蟹工船」がブームとなりました。
私も昨年の夏、久し振りに多喜二の作品をまとめて読んで、感動したので、一作品にとどまらす、他の作品や作者について多くの人に注目してもらえたらいいなと思っていました。
今日、朗月堂書店の新書ランキングで小林多喜二が7位となっていました。
さっそく買いました。

2008年8月16日 (土)

夏休みに久しぶりに小林多喜二の小説をまとめて読みました。

夏休みに久しぶりに小林多喜二の小説をまとめて読みました。

写真にも写っている不破哲三著「小林多喜二 時代への挑戦」に触発され、小林多喜二の主要な小説が掲載されている日本プロレタリア文学集26、27を図書館から借りて読みました。

多喜二の小説をまとめて読んで感じたことは、不破氏が指摘しているように、多喜二が日本共産党に入党した前後ぐらいから作家として大きな飛躍をとげていることです。入党してから特高警察に虐殺されるまでの時期は、警察の監視も厳しくなり、途中から地下活動に入らざるをえなくなった時期です。

活動が制約されていた時期に、多喜二が作家として大きな飛躍をしたことに驚きと感動をおぼえました。

図書館では、蟹工船が掲載された本は、ほとんど貸し出し中でしたが、その他の多喜二の著作はあまり読まれていないようです。他の著作も広く読まれるようになればと思います。その価値は十分あります。

私は、今度は小林多喜二全集を読もうと思っています。

2008年6月13日 (金)

社会保険山梨病院の飯田院長から「永遠平和のために」(カント著)をいただきました。

社会保険山梨病院の飯田院長と懇談しました。

甲府市医師会長との懇談の後、遠藤候補と社会保険病院の飯田院長と懇談しました。

後期高齢者医療制度について、開口一番「年齢で分断するのは保険制度としておかしい。私は法案がでたときから反対でした」と述べられました。

「診療以外の事務作業が多く、医療秘書がいればだいぶ助かる。そのためにも診療報酬を上げていかないと」「厚生労働省は、病院食・薬局などを外注化しろというが、うちはやっていない。正規でやとわないと一緒にいい医療をめざすことにならない」など、医療政策全般に。

医療費抑制政策の根底にある新自由主義の批判から「最近はアダムスミスやマルクス、ケインズのほか、経済学の本をいろいろ読んでいる」と飯田院長。「実は、経済学部出身なんです」と私。

話しは、ますますはずみ、「9条の会で講師をつとめた時、カントの『永遠平和のために』のことを話したらカントのことを知らない人が多かった」など、広がっていきました。

「うちに一冊あるので、どうぞ」と本をいただきました。「永遠平和のために」は、平和関係の本でよくとりあげられていますが、私は、まだ読んでいません。公式サイトの書評にとりあげたいと思います。

2008年6月 7日 (土)

山梨県でも、蟹工船が文庫部門売上げで第1位。

山梨県でも、蟹工船が文庫部門売上げで第1位。
山梨県最大の書店の朗月堂に久しぶりに行ったら、蟹工船の売上げ順位が上がり第1位となっていました。

蟹工船は大学時代に読んだことがあるのですが、その時は労働現場などの描写がグロテスクに感じて、拒絶感のほうが強かったように思います。今読み返せば、また違った感想をもつかもしれません。
ちなみに新書の売り上げ第2位は、「反貧困」(湯浅誠著 岩波新書)でした。このブログでも紹介した4月20日に行われた講演会で宣伝されていたので、私も発売直後に読みました。おすすめです。

2008年2月12日 (火)

雑誌「東洋経済」が派遣など雇用問題で特集しています。

雑誌「東洋経済」が派遣など雇用問題で特集しています。
出張での移動中の読み物として、雑誌「東洋経済」や「エコノミスト」をたまに買うことがあります。
今、横浜出張のため移動中なのですが、今回買った「東洋経済」が、派遣などの雇用問題で特集をくんでいました。
「東洋経済」は、数年前から、この問題に取り組み、その成果は「雇用融解」という本にもなっています。
この問題を追い続け報道する姿勢に共感したので紹介します。

2007年7月 5日 (木)

最近読んだ本。

最近読んだ本。
選挙も近くなり、さすがに本を読んでいる余裕もなくなってきましたが、それでも気分転換でたまに読んでいます。
写真は先週読んだ本。「馬の脚」などあまり紹介されてこなかった作品についても述べられています。
古本を買って久しぶり芥川の小説も読みました。

2007年5月 8日 (火)

公式サイトの「この一冊」でとりあげた本が、もうすぐ50冊となります。

公式サイトの「この一冊」でとりあげた本が、もうすぐ50冊となります。
3年前から、公式サイトで書評を書いています。昨日今日で49・50冊目を書きました。近いうちに更新される予定です。
ブログとともに公式サイトのほうも、ぜひご覧ください。

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